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Instagram動画マーケティング:動画の種類3つと作成のアイディア7つ

今日、Instagramは単なる個人的な写真共有アプリではありません。Instagramは、クリエイターやブランドがそれを最大限に活用する包括的なプラットフォームになりました!

Instagramは単なる正方形の写真共有アプリとしてスタートしましたが、機能は年々進化していて、2018年に1~60分の長尺動画が投稿できるIGTV、そして2020年には60秒までの短尺動画を共有できるReels(リール)が登場しました。

動画はマーケティング戦略の不可欠な部分であり、その戦略には多くのプラットフォーム上のコンテンツ作成が含まれます。そして、Instagramは主要なプラットフォームの1つなのです。

最近のInstagramは、個人のユーザーによって作成されたコンテンツから、魅力的な形式を使用して製品やサービスを紹介しようとしている企業まで、「おすすめフィード」の動画で溢れています。

Instagramユーザーの90%近くの人がInstagramで少なくとも1つのビジネスをフォローしていて、静止画よりも動画の方が、エンゲージメントが高いため、動画コンテンツ無しではマーケティングとして成り立たないと行っても過言ではないでしょう。

しかし、マーケティングのための動画の作成は、口で言うほど簡単ではありません。そのため、このコラムでは、Instagram動画マーケティングが重要である理由と、Instagramに投稿できる動画の種類、そして動画コンテンツ作成のアイディアを紹介させていただきます。

1.Instagram動画マーケティングとは?

Instagramの動画マーケティングは、ブランドや企業が動画コンテンツを使用して製品やサービスを宣伝するコンテンツマーケティングの一形態です。動画マーケティングは、ビジネスの目的に応じて、エンゲージメント、ブランディング、さらには販売など、多くの目的に役立ちます。

2.なぜInstagramで動画マーケティングをするのか?

2013年にInstagramで動画投稿が可能になって以来、ユーザーが動画を視聴する時間は毎年80%増加しています。ご自分がInstagramで、毎日どのくらいの時間画面をスクロールするのに費やしているか考えてみてください。それが意味していることが分かりますよね?

また、商品やサービスの動画を見た約50%の人が、その後でウェブサイトにアクセスして購入するという結果もでています。

Instagramの動画を作成する際に、Instagramに対応している3つの異なる種類について知る必要があります。それぞれ、長さやサイズ、特徴が異なるため重要です。

3.Instagramに投稿できる動画の種類

Instagramでの動画表示は、「リール(Reels)投稿」「フィード投稿」と「ストーリーズ投稿」の3種類に分類されます。それぞれアスペクト比が異なる点に注意しなければなりません。

2021年10月にフィード動画とIGTV動画が「Instagram動画」として統合されました。2018年6月にスタートしたIGTVは60分までの動画を投稿できる機能でしたが、あまり使用されなかったので、Instagramアプリ内のIGTVタブはなくなりました。

①リール(Reels)投稿

リール(Reels)とはInstagram上で音楽やARエフェクト・フィルター機能、その他の新しいクリエイティブツールを使って動画を撮影編集し、最大60秒の短尺動画を作成できる機能です。リールはフォロワーのタイムライン内でシェアできます。

フォロワー以外のユーザーにも発信できる動画コンテンツで、公開アカウントの場合は、発見タブ内のリール動画の専用のスペースから多くのInstagramユーザーに見てもらえます。多くの人にブランドを認知してほしいなら、リール動画を活用することをお勧めします。

リールは、作成時に制限時間を15秒、30秒、60秒から選べます。 リール動画の解像度は1080×1920px、容量は4GBです。スマートフォンの全画面で表示され、自動で次の動画が再生されるのが特徴です。

②フィード投稿

フィードに投稿すると、Instagramを開いた最初のページであるタイムラインに表示されます。ユーザーのほとんどは写真とテキストを投稿していますが、動画の投稿も可能です

フィード投稿は、プロフィール画面に短めの動画を残しておきたい場合に利用されることが多いです。写真投稿と同じくハッシュタグは30個まで付けられます。

フィード面に投稿できるのは3~60分間の動画です。IGTVとの統合前は60秒間までの動画しか投稿できませんでしたが、フィード動画とIGTVが統一されたことにより、現在は最大60分間まで投稿できます。

フィード投稿には60秒間までプレビューとして表示され、続きはその動画を選択して視聴できます。解像度は最大1936×1936px、容量は4GBとなっています。

③ストーリーズ投稿

ストーリーズとは、タイムラインの上部に表示される投稿です。投稿された写真や動画が24時間以内に消えることが特徴です。日本ではストーリーズを利用する人がとても多く、デイリーアクティブユーザー(DAU)の約70%がストーリーズを利用しているそうです。

最大60秒の短尺動画で、自動で15秒ごとのセクションに区切って公開されます。各セクションの間は一瞬一時停止しますが、1本の連続した動画として見るのに支障がない程度です。解像度は最大1080×1920pxで、容量は4GBです。

次に、簡単に作成できるInstagram動画のアイディアをいくつか紹介しましょう。

4.より魅力的なコンテンツを簡単に作成する方法

D2Cブランドなら、カメラの前に立ったり、自分で製品を撮影したりする際、意識しすぎてしまうかもしれません。あるいは、ビジネスや製品のどんな部分を視聴者が見たいのか悩んでしまう場合もあります。

以下に、Instagram動画のいくつかのアイディアを紹介します。ブランドとその製品を可能な限り最良の方法で提示するのに役立つでしょう。

①ブランドストーリーテリング

ブランドストーリーテリングとは、会社、ビジョン、製品/サービスを「物語」を通して伝えることです。製品とその利点のみに焦点を当てた従来の売買戦略とは違い、感情的なレベルで顧客とのつながりを形成し、信頼感を与えます。ストーリーテリングは、今日のマーケティングにおいて絶対に必要なものになっています。

さて、良い物語と動画マーケティングを上手く組み合わせてみてください。無敵の戦略ができあがります!

ストーリーテリング動画を作成するには、起承転結のある物語を構成しましょう。ストーリーテリングとは、メッセージを感動的に届けるための手段ですので、まずは伝えたいメッセージを考えます。そして、重要なのは誰に伝えたいかということです。届けたい人物像をできるだけ具体的にして、内容に深みを持たせましょう。

製品/サービスの特徴やメリットなどを説明するシーンを入れてしまわないように注意してください。説明的すぎたり、販売目的であることを出しすぎると、ストーリーテリングを用いる趣旨とは全く異なるものになり、視聴者が感情移入をする妨げになります。

②舞台裏

インスタグラムのフォロワーは好きな動画の舞台裏にも興味があります。上記のストーリーテリング動画を含む、様々な種類の動画が撮影された舞台裏を見せることで、フォロワーは撮影に至るまでのストーリーを知ることができ、より親しみが湧きます。

材料や資源などの調達に関連するプロセスに関するストーリーやリールを共有できます。これは、チームの人々、製品/サービスのハイライトや透明性などを紹介する方法としても使用できます。

③チュートリアル

顧客や潜在顧客にあなたの製品/サービスの使い方を教えることはとても重要です。そのような一連の動画をチュートリアルと言います。チュートリアルは、ものすごく手の込んだものである必要はなく基本的なもので大丈夫です。

チュートリアルは、大抵一番人気が高く、よく視聴されている種類の動画コンテンツです。顧客があなたの製品を最大限に活用し、より良い結果を得るのに役立ちます。

④キャンペーン動画

動画マーケティングを戦略に組み込むための優れた方法は、ウェブサイトで実施するオファー、バンドルパッケージ、限定版製品、さらにはブランドのマイルストーンなどの特別なキャンペーンに使用することです。

消費者が、特典や割引からどんな利益や付加価値を得ることができるかを、または顧客の評価を、インタビューなどを通して共有します。

⑤ライブ動画

作成する動画コンテンツが思いつかない場合は、Instagramでライブ配信してください。現在急速に視聴率が伸びているのがライブ動画であり、Instagramで動画エンゲージメントを促進するために使用できるアイディアの1つです。

ライブが終了したら、セッションの長さに応じて、ライブからビデオまたはIGTVの投稿を作成できます。

⑥製品動画

さまざまな配置で撮影した商品の写真を表示することもできます。

これは、実際の動画でも、写真を繋ぎ合わせた動画でもかまいません。重要なのは、フォロワーに製品の外観の「印象」を知ってもらうことです。

固定テンプレートを使用できるので、動画の作成に多くの時間を費やす必要がありません。また、製品動画をフィード、ストーリー、リールとして定期的に投稿できるため、プロセスが大幅に高速化されます。

⑦お客さまの声

顧客に動画で製品/サービスについて話してもらいましょう。それはブランドの本物のコンテンツであり、多くの投稿を作成することができます。単純に顧客に連絡して撮影することもできますし、すでに個人でレビュー動画を投稿している人に依頼することもできます。

おわりに

Instagram動画マーケティングについて、Instagramに投稿できる動画の種類とコンテンツ作成のアイディアを紹介しました。

Instagramには便利な機能が備わっているので、手軽に動画を作り投稿することができます。しかし、マーケティングにつなげるには、色いろと戦略を練る必要があります。

Instagramは利用者が多く、機能も進化し続けているSNSです。ぜひじっくりと勉強して、人目を引く動画を作成してください。

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